一般検査
胸部レントゲン写真
肺炎、間質性肺炎などの診断に必要です。
呼吸機能検査
気管支の閉塞(狭い)程度を評価します。
心電図
狭心症、心筋梗塞、不整脈の診断に用います。
ホルター心電図
1日24時間の不整脈、心筋の虚血状態(狭心症)を見るために必要です。
血液検査
感染による白血球の増加、感染の程度の評価、糖尿病の診断や治療評価、肝臓や腎臓の機能評価、貧血の診断などに用います。
感染症迅速検査
インフルエンザ、新型コロナウィルス感染を迅速(20~30分)に診断する。
一般尿検査
膀胱炎の診断、タンパク尿、尿糖の評価に用います。
睡眠時無呼吸症候群の検査
外来での睡眠呼吸の検査
自宅に携帯型の睡眠中の呼吸をモニターする器械(簡易型睡眠呼吸検査)を貸し出し、寝る前に自分でセットして翌朝まで記録します。再生解析して、無呼吸があったか大まかに判定ができます。(異常がある場合、入院して詳しく検査します。)
睡眠ポリグラフィー
検査項目 | ・脳波 ・眼電図 ・おとがい筋電図(のどの筋肉) ・酸素飽和度 ・体位(仰向け、横向きなど) ・口、鼻の呼吸 ・胸郭(胸)の動き ・横隔膜(腹)の動き ・いびき音 ・足の動き |
正確な診断は、睡眠中の脳波、各種筋電図、呼吸(横隔膜や胸郭の運動)、酸素レベルなどを測定して(終夜睡眠ポリグラフィーpolysomnographyといいます。)行う必要があり、入院検査となります。
左の表の項目を検査します。
上の表の項目を検査します。
これらの情報を睡眠中、連続的にコンピュータに取り込み解析します。
無呼吸の種類(閉塞型か中枢型)の診断、無呼吸による酸素レベルの低下、無呼吸による睡眠の障害(睡眠の深さと無呼吸との関連)、寝ている体位による無呼吸の変化などを判定します。
検査のスケジュール
-午後7時までに入院~翌日朝6、7時に退院-
当クリニックでは、睡眠ポリグラフィーは患者さんの便宜を図り午後7時まで来院して入院していただきます。翌日朝6~7時退院というスケジュールで行っています。会社を休むことなく、通常の生活をしながら入院検査が可能です。
毎週、火~金曜日の夜が検査日となっています。
料金について
検査はすべて保険適用となり、費用は保険3割負担の方で、一回の入院検査には約15,000円かかります。 個室で検査しますが、部屋代等の差額は一切ありません。
尚、閉塞型睡眠時無呼吸症候群と診断され、マスクを使った経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)が必要な方は、CPAPの圧力を設定するため翌月もう一度入院検査が必要となります。